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2024年7月25日 (木)

「雅俗」23号(最新号)

「雅俗」23号 2024715日刊

【巻頭エッセイ】

この三冊・・・井上泰至

【論考】

板木所有の心性・・・磯部敦

『和学知辺草』考・・・中尾友香梨、中尾健一郎

徳川治宝の有職・・・亀井森

「咸宜園」名称考・・・井上敏幸

【スポットライト】

近世民間知識人の出版活動と教訓書の変容・・・殷暁星

【研究ノート】

時雨の亭の現在・・・天野聡一

山岡元隣『宝蔵』箋注(十三)・・・川平敏文

【寄稿】

みずからすすんで不自由になるか・・・白石良夫

【名著巡礼】

高田衛著『上田秋成研究序説』・・・丸井貴史

【連載エッセイ】

デジタルヒューマニティーズと私・・・飯倉洋一

【私の研究履歴】

次をめざすために・・・山田和人

【連載】

青柳種信関連書簡集(十)・・・吉田宰 手紙を読む会

2022年11月29日 (火)

『雅俗悼辞』の販売

中野三敏先生追悼文集『雅俗悼辞』(中野三敏先生を偲ぶ会、202211月発行)を販売いたします。

■サイズ:四六判(全217頁)

■内容:門下生・知友など42名が寄稿

■価格:1000円(税込)+送料

 

御入用の方は、宛先・お名前・冊数を明記の上、下記までメールでご注文ください。

 

【お問い合わせ先】
〒819-0395
福岡市西区元岡744 イースト1号館
九州大学文学部川平研究室内  雅俗の会
gazoku2★
(@を入れてください)gmail.com

 

2016年3月20日 (日)

入会案内

判型・刊行ペース   B5判130頁前後、年1回発行。
会員区分  ※「雅俗」20号より改訂
 購読会員  年会費  2000円
  同人    年会費  4000円
執筆資格
「雅俗」   投稿  連載   部数 
購読会員  ○    ×    1部 
 同人    ○    ○    2部 

「雅俗研究叢書」 執筆   贈呈
購読会員      ×     × 
 同人        ○     ○

※ 採否は編集部で決定。
※ 雅俗研究叢書は第5輯まで刊行予定(現在第4輯まで既刊)。第6輯以降の刊行は、会計状況をみながら検討する。

 

【入会・バックナンバー購入等 お問い合わせ先】
〒819-0395
福岡市西区元岡744 イースト1号館
九州大学文学部川平研究室内  雅俗の会
gazoku2★(@を入れてください)gmail.com

2012年4月13日 (金)

雅俗の会ブログ

雅俗の会ブログ

このブログは「雅俗の会」公式ブログです。
研究会や同人誌「雅俗」のバックナンバーや雅俗研究叢書の案内をいたしております。

ごあいさつ

『雅俗』、復活!

謹啓 初霜の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、このたびは近世文学研究誌『雅俗』の復刊についてご案内申し上げます。 平成15年2月、『雅俗』は第10号をもって休刊となりました。あれから8年――。『雅俗』が、内容・装いも新たに復刊する運びとなりました。いま私たちを取り巻く状況を見渡してみれば、『国文学』や『解釈と鑑賞』、そして『江戸文学』の廃刊が相次ぎ、文学研究そのものが元気がなくなっているように見えます。このようなご時世に、同人誌の復刊は無謀と思われるかもしれません。しかし商業としては立ちゆかなくても、学界を下支えする専門誌の存在は、私たちの研究発展のためには、やはり必要だと考えます。
また学会誌・紀要などで事足りるというご意見もあるかもしれません。しかしこれらの雑誌は投稿機会や枚数・内容に制限が多く、学問分野を横断した研究の成果や、注釈・資料紹介などの堅実な研究成果の連載、学術エッセイやコラムなどの肩の凝らない読みものなど、研究の基礎体力となり、潤滑油となるような業績の発表には適していません。さらに特に若手研究者にとって、同人誌は発表機会の増加というのみならず、同業者へ自分の存在をアピールする大きなチャンスの場でもあります。 
 
新しい『雅俗』では、
・同人以外の会員も投稿権を有する、開かれた雑誌
・歴史・思想・美術史など、隣接領域も積極的に取り込む。・学術エッセイ、座談会録など、同人誌にしかできないコンテンツを充実する
のような新機軸を展開し、学会をリードしていくような雑誌にしていきたいと考えています。                                             

2011年11月14日
編集部一同 川平敏文 高橋昌彦 亀井森 菊池庸介 菱岡憲司

旧「雅俗」1~10号(品切れ)

創刊号 品切れ

《特集 雅俗の諸相》


「連歌と俳諧における雅俗の問題―守武・貞徳・宗因・芭蕉をめぐって―」
島津忠夫 

「三国の遊女・哥川の周辺」
渡辺憲司

「蓬莱尚賢と雅俗」
鈴木淳

「後期戯作における雅俗」
佐藤悟

「吉原考証の雅と俗」
ロバート キャンベル

「月の芭蕉」
井上敏幸

「狂歌咄の人物―雄長老雑記―」 
花田富二夫

「歌論と添削―冷泉為村の実作指導理念―」 
久保田啓一

「学者の古典 歌人の古典」
白石良夫

「『瓊浦遊草』の世界―大潮元皓の長崎滞在―」 
若木太一 

「妙は唯その人に存す―妙幢浄慧ノート―」 
西田耕三 

「雑俳書の出版と行司組」
安永美恵 

「黄表紙『新義経細見蝦夷』―翻刻と解題―」 
園田豊  

「松浦史料博物館所蔵 近世演劇関係書目録」
赤間亮 他

「雅語俗録 壱」
中野三敏 

「名家書簡披展」《連載 その一》
雅俗の会 

「先哲叢談聚議」《連載 その一》
雅俗の会 




第二号 品切れ

《特集 元禄以後、享保以前》


「評判記の享保」
松崎仁

「文人たちの富士山」
高橋昌彦

「福岡藩臨時御伽衆宮川忍斎」
久保田啓一

「錦文流と羅山編『徒然草野槌』」
神谷勝広

「舌耕徒然草―『諸抄大成』以後諸注釈の展開―」
川平敏文

「百年の交誼」
上野洋三

月の芭蕉--『かしまの記』の意図―」
井上敏幸

改稿 沾徳年譜考証―元禄末年まで― 」
白石悌三

「潭北の教訓本―『野総茗話』をめぐって―」
飯倉洋一 

「近世古代語と契沖著作」
白石良夫

「善光寺物語(紹介)
西田耕三

「雅語俗録 貮」
中野三敏

「名家書簡披展」《連載 その二》
雅俗の会

「先哲叢談聚議」《連載 その二》
雅俗の会 




第三号(中野三敏先生還暦記念) 品切れ

《特集 都中の鄙/鄙中の都》


「筑紫の海 都の松―中野三敏氏蔵『五すい囀』の紹介―」
白石悌三

「『高良山十景詩歌』の反響」
井上敏幸 

「向井元升事略―入洛前後―」
若木太一 

「江戸の長瀬真幸と青柳種信」
白石良夫 

「幕末期柳河藩の歌合」
久保田啓一

「武家共通語と謡曲」
岡島昭浩 

「南橋墓誌」
  宮崎修多 

「霊空光謙の噂」
西田耕三 

「清涼井蘇来の著作をめぐって」
樫澤葉子 

「「血かたびら」の文体」
飯倉洋一 

「原念斎と『先哲叢談』稿本」
高橋昌彦 

「佐藤信淵の九州紀行」
板坂耀子 

「『俳諧 とんと』翻刻と解題―不角に対する論難書―」
平島順子 

「黄表紙『万象亭戯作濫觴』浅読」
園田豊  

「雅語俗録 参」
中野三敏 

「名家書簡披展」《連載 その三》
雅俗の会 

「先哲叢談聚議」《連載 その三》
雅俗の会 




第四号 品切れ

《特集 新戯作論》


「一代男 巻頭の挿画について」
上野洋三

「陽のあたる戯作―蔦屋重三郎の戯作出版をめぐって―」
鈴木俊幸

「天明狂歌壇の連について―唐衣橘洲一派を中心に―」
石川了  

「『浮牡丹全伝』への一視点」
大高洋司 

「『竹馬狂吟集』序文私注」
井上敏幸 

「大名俳諧―細川重賢の場合―」
西田耕三 

「安永天明期江戸歌壇の一側面―「角田川扇合」を手掛かりとして―」
盛田帝子 

「依田学海逸文」
白石良夫 

「落合東郭―依田学海との交友―」
高橋昌彦

「島原松平文庫蔵『仮枕』翻刻 」
花田富二夫

「雅語俗録 肆」
中野三敏 

「名家書簡披展」《連載 その四》
雅俗の会 

「先哲叢談聚議」《連載 その四》
雅俗の会 




第五号 品切れ

《特集 近世文学と教訓》


「『竹斎』と教訓」
福田安典

「『本朝二十不孝』の教訓の意味―作者の姿勢と読者の問題―」
谷脇理史

「浮世草子と教訓―其磧の気質物・町人物と『当世誰が身の上』―」
倉員正江

「『子孫大黒柱』の教訓的手法―巻五-五を中心に―」
藤原英城   

「近世仏教説話と教訓―大枡小枡の罪科―」
堤邦彦

「草双紙にみる桃太郎の教訓化」
舩戸美智子

「西洞院時慶庭訓『夢後記』の文学」
大谷俊太 

「成島信遍の対俳壇教訓」
久保田啓一

「儒者と女訓書」
福島理子 

「歌舞伎と教訓」
古井戸秀夫

「西鶴と芭蕉―『名残の友』における桃青評―」
井上敏幸 

「『日本行脚文集』の中の長崎文壇」
若木太一 

「民は人なり―妙幢と藤樹―」
西田耕三 

「『徒然草大全』の到達点」
川平敏文 

「江戸和学史への一視点―荷田御風と賀茂季鷹―」
盛田帝子 

「豊後岡藩の歌人―『春霞集』を通して―」
高橋昌彦 

「語りと命禄―富岡本「天津処女」論―」
飯倉洋一 

「雅語俗録 伍」
中野三敏 

「名家書簡披展」《連載 その五》
雅俗の会 

「先哲叢談聚議」《連載 その五》
雅俗の会 




第六号 品切れ   
追悼 中村幸彦先生

《特集 新しい文学史/新しい作品論》


「蛙はなぜ飛びこんだか―「古池」句の成立と解釈―」
深沢眞二 

「五人女の一の筆―「中段に見る暦屋物語」論―」
木越治  
            
「支考虚実論の試み―豊かな俳諧史をめざして―」
中森康之 

「増穂残口の誠の説―その文学史との接点―」
田中則雄 

「鳬舟子閑寿は青木鷺水に非ず―和学者覚書―」
川平敏文 

「『帰去来辞』の転移」
西田耕三 

「『詩範』覚書」
宮崎修多 

「〝思いやる(想像ル)心〟の詩歌―小沢蘆庵の場合―」
田中道雄 

「「嫁切り」劇の成立―『霊験曾我籬』を中心として―」
中村恵  

「加藤千蔭の画歴」
鈴木淳  

「水戸祇園寺蔵『野節文章』大概」
大庭卓也 

「[翻刻]是行『つくし潟』『是行八月十五夜詠草』」
若木太一 

「『守武千句』第一百韻注解」
今栄蔵  

「雅語俗録 陸」
中野三敏 

「名家書簡披展」《連載 その六》
雅俗の会 

「先哲叢談聚議」《連載 その六》
雅俗の会 




第七号 品切れ
追悼 白石悌三先生

《特集 和漢の位相》


「『贈三位物語(つくし舟)』論
          ―未完の翻案雅文体小説はどう書かれようとしたか―」
揖斐高

「篠崎東海とその周辺」
井上泰至

「蕪村・遠近論」
藤田真一

「〈実景論〉をめぐって―香川景樹歌論の位相―」
神作研一

「幕末中国物読本『蒙賊記』の成立と作者」
服部仁

「芭蕉、転化の工夫」
西田耕三

「「栖去之弁」私注―「物のちらめくや風雅の魔心なるべし」の意味―」
井上敏幸

「近世後期堂上歌人の習練と挫折―日野資矩の場合―」
盛田帝子

「一九の黄表紙『通人寝言』・『夏木立恋重荷』序説
                                       ―焼き直しの趣向などを巡って―」
康志賢

「赤井東海伝―『聞くまゝの記』を通して―」
高橋昌彦

「雨森芳洲小考―唐話の師國思靖―」
若木太一

「雅語俗録 柒」
中野三敏

「名家書簡披展」《連載 その七》
雅俗の会

「先哲叢談聚議」《連載 その七》
雅俗の会




第八号 品切れ

《特集 論争の文学》


「大江文坡の談義の方法―『成仙玉一口玄談』を中心に―」
湯浅佳子

「徒然草をめぐる儒仏論争―江戸前期文芸思潮一斑
川平敏文

「小倉藩国学者と桂園派―小倉藩士西田直養を中心に―」
亀井森

「『仮名本朝孝子伝』の一側面」
勝又基

「答書箚記 拙著『十八世紀の江戸文芸』諸家評に」
中野三敏

「芭蕉の常識」
西田耕三

「向井元升著述考―東西文化の接触―」
若木太一

「『高麗大和皇白浪』考―四世沢村宗十郎の「和実」の一端―」
中村恵

「少年期在京時代の賀茂季鷹―初期詠草とその周辺―」
盛田帝子

「寛政期の豊後日田漢詩壇―咸宜園前史
高橋昌彦

「翻刻諸国奇談東遊奇談』」
板坂耀子

「名家書簡披展」《連載 その八》
雅俗の会

「先哲叢談聚議」《連載 その八》
雅俗の会





第九号 品切れ

《特集 写本と刊本》


「『明暦江戸大火之記』と『むさしあぶみ』―写本から板本へ―」
市古夏生

「書いたこと書かなかったこと―
室鳩巣の写本と刊本―」
白石良夫

「『文反古』の成立―稿本から刊本へ―」
飯倉洋一

「近世初期の歌書の出版について
―「三十六人集注釈」の和歌本文を手がかりに―」
西田正宏

「西鶴本版写小考」
塩村耕

「実学者上田作之丞の旅」
西田耕三

「光格天皇と宮廷歌会―
寛政期を例に―」
盛田帝子

「雨森芳洲の語学書」
若木太一

「<
研究ノート>筒井康隆「夢の検閲官」と山東京伝『廬生夢魂其前日』」
園田豊

「[
翻刻]三宅亡羊の『履歴』」
上野洋三

「水戸祇園寺蔵『野節文章』大概(二)」
大庭卓也

「伊藤栄治―
ある歌学者の生涯」
川平敏文

「『温泉考』―
翻字と解題―」
高橋昌彦

「雅語俗録 捌」
中野三敏

「名家書簡披展」≪連載 その九≫
雅俗の会

「先哲叢談聚議―佐藤直方―」≪連載 その九≫
雅俗の会






第十号 品切れ

《特集 記念する文学


「貞室の貞室追慕―「貞徳居士十三回忌追福之誹諧十三百韵」を紹介して―」
雲英末雄

「陳希夷
睡像一件―鍋島直條没後の盛事―」
井上敏幸

「西鶴『独吟一日千句』―
追善十百韻の試み―」
中嶋隆

「寿賀の詩文集―
中川久貞と『知命開宴集』―」
高橋昌彦

「二つの賀詩と高葛陂」
福島理子

「宗因旅の発句色紙」
尾崎千佳

「鶏口と熊本」
西田耕三

「芭蕉俳文における長嘯子受容の背景」
岡本聡

「俳系における芭蕉の意義」
平島順子

「兼好塚の文学―
常楽寺所蔵・近世兼好伝資料解題―」
川平敏文

「雅語俗録 玖」
中野三敏

「名家書簡披展」《連載 その十》
雅俗の会

「先哲叢談聚―梁田蛻巌―」《連載 その十》
雅俗の会

雅俗研究叢書

雅俗研究叢書(既刊)のご案内

 

第1輯

『福岡藩儒竹田春庵宛書簡集』 川平敏文・大庭卓也・菱岡憲司 編  平成21年5月刊

  大儒・貝原益軒の右腕として、元禄~享保頃に活躍した竹田春庵。本書は諸家の春庵宛ての書簡全一一六通の翻刻に、主要書簡の図版、および差出人註、人名・書名・地名索引を付したもの。近世文人研究・地方史研究者必携の書。

 

第2輯

『近世後期長崎和歌撰集集成』 吉良史明 編 (在庫切れ) 平成24年5月刊

  国学者・中島広足が中心となった近世後期長崎歌壇。東西交流の舞台となった長崎で、どのような人々が、どのような意識をもって、そのような詠歌活動をしていたのか。『瓊浦集』『玉園長歌集』『夜雨菴集』の三篇を収録。索引付。

 

第3輯

『小津久足資料集』  菱岡憲司・村上義明・吉田宰 編  平成31年3月刊

  伊勢松坂の国学者・小津久足(桂窓)。その文学観・学問観は、当時にあって大変ユニークである。本書は小津家に伝来する資料群を初めて翻刻したもの。『家の昔がたり』『非なるべし』『書目録』『久足筆応挙画番附』などを収録。全画像DVD付。

 

第4輯

『盧氏文書 -盧草拙資料集-』  川平敏文 編  平成31年3月刊

 盧草拙は一八世紀初頭の長崎聖堂学頭。『長崎先民伝』の草稿を起草した。本書は深見玄岱・西川如見・向井元成ら、長崎ゆかりの諸儒からの来簡一〇六通の翻刻を掲載。長崎学壇を考えるうえで重要な資料集。索引および全画像DVD付。

 

 

※各1部 1000(送料別)

※お申込みは雅俗の会事務局まで(奥付連絡先参照)。

 

バックナンバー「雅俗」11号~20号(在庫あり)

◎「雅俗」第11号 2012年6月10日刊 
【論考】
『本朝孝子伝』と『古今犬著聞集』・・・ 勝又 基
若き日の小津久足・・・菱岡憲司
近世後期『枕草子』研究一斑・・・ 亀井 森
「久留米騒動物」実録の基礎的研究・・・菊池庸介
滝田紫城・・・高橋昌彦
【研究ノート】  
山岡元隣『宝蔵』箋註(一)・・・川平敏文
三村むめ日記(一)・・・高杉志緒
【学術エッセイ】
軍記物から江戸時代へ・・・板坂耀子
【リレーエッセイ】
江戸文・雅俗・上文・・・飯倉洋一
【連載】
草場佩川書簡抄(一)・・・吉良史明 手紙を読む会
数通流茂遠志(一)・・・中野三敏


◎「雅俗」第12号
 2013年7月12日刊
【論考】
加藤景範『いつのよがたり』の当代性・・・ 天野聡一
ホノルル美術館所蔵リチャード・レイン旧蔵江戸板『伽婢子』に関して・・・花田富二夫
志筑忠雄「阿羅祭亜来歴」の訳出とその書誌・・・大島明秀
『本朝孝子伝』の古典章段・・・勝又基
『里美八犬伝』の拆字・・・西田耕三
【研究ノート】  
竹内雲濤の詩暦・・・内田賢治
「闇」の絵師葛蛇玉・・・井上泰至
翻刻『敵討会稽錦』(一)・・・菊池庸介
山岡元隣『宝蔵』箋註(二)・・・川平敏文
三村むめ日記(二)・・・高杉志緒
【学術エッセイ】
ぬれぎぬ願望の世界・・・板坂耀子
【リレーエッセイ】
誤認の継承・・・井上敏幸
【連載】
草場佩川書簡抄(二)・・・吉良史明 手紙を読む会
数通流茂遠志(二)・・・中野三敏


◎「雅俗」第13号
 2014年7月15日刊
【論考】
野々口立圃『十帖源氏』の初版と覆刻・・・ 沼尻利通
都の錦と噺本・・・平山聖悟
勧懲の主人公・・・西田耕三
【研究ノート】  
鷲見文庫書誌覚書(上)・・・白石良夫
翻刻『敵討会稽錦』(二)・・・菊池庸介
山岡元隣『宝蔵』箋註(三)・・・川平敏文
三村むめ日記(三)・・・高杉志緒
【学術エッセイ】
『江戸の紀行文』を訂正する・・・板坂耀子
【リレーエッセイ】
竹の子の皮をはぐやうに・・・田中道雄
【連載】
竹下健次郎氏旧蔵書簡抄・・・村上義明 手紙を読む会
数通流茂遠志(三)・・・中野三敏


◎「雅俗」第14号
 2015年7月17日刊
【論考】
対馬藩における朝鮮本の輸入と御文庫との関係について・・・阿比留章子
『大塔宮熊重篠繋』のこと・・・木村八重子
馬琴と逍遥・・・西田耕三
改名披露絵入俳諧摺物懐紙帖・・・井上敏幸
【研究ノート】  
翻刻・小津久足「桂窓一家言」(上)・・・菱岡憲司
翻刻『敵討会稽錦』(三)・・・菊池庸介
鷲見文庫書誌覚書(中)・・・白石良夫
山岡元隣『宝蔵』箋註(四)・・・川平敏文
【学術エッセイ】
メディア転換期の古典籍・・・入口敦志
【リレーエッセイ】
西山宗因との出合い・・・島津忠夫
【連載】
青柳種信関連書簡集(一)・・・村上義明 手紙を読む会
数通流茂遠志(四)・・・中野三敏


◎「雅俗」15号 2016年7月30日刊
  【論考】
武富廉斎と和学・・・中山成一
近世期日本における袁中郎の受容とテキストの問題・・・合山林太郎
梅樹軒逸人の俳書出版・・・服部直子
功過格と律僧・・・西田耕三
【研究ノート】  
翻刻・小津久足「桂窓一家言」(下)・・・菱岡憲司
山岡元隣『宝蔵』箋註(五)・・・川平敏文
鷲見文庫書誌覚書(下)・・・白石良夫
翻刻・山本清渓「熱海紀行」・・・板坂耀子
【学術エッセイ】
つらゆきの野望、と、その挫折・・・いりぐちあつし
【リレーエッセイ】
私の鹿児島大学教育学部・・・濱田啓介
【連載】
青柳種信関連書簡集(二)・・・村上義明 手紙を読む会
数通流茂遠志(五)・・・中野三敏


◎「雅俗」16号  2017年7月20日刊 
【論考】
樫田北岸の「瓶話」・・・山本嘉孝
富本梅坡と和歌伝授・・・中山成一
「御民」宣長・・・三ツ松誠
全国図書祭記念大展覧会と九州大学・・・山根泰志
上月行敬筆『琉球人行粧之図』『琉球人往来筋賑之図』について・・・丹羽謙治
安藤省菴と妙幢浄慧・・・西田耕三
【研究ノート】
平野五岳の磐井・石人観・・・秋月立雄
山岡元隣『宝蔵』箋註(六)・・・川平敏文
『繪艸紙年代記』と『草双紙年代記』・・・園田豊
「妙海道の記」のこと・・・板坂耀子
【レポート】
和本リテラシー回復のための実践報告・・・村上義明
【特別寄稿】
文化勲章を受章して・・・中野三敏
【学術エッセイ】
わからなくても、おもしろい・・・入口敦志
【リレーエッセイ】
四十余年の辻褄合わせ・・・揖斐高
【連載】
青柳種信関連書簡集(三)・・・村上義明 手紙を読む会


◎「雅俗」17号 2018年7月17日刊
【論考】
おくの風流・・・深沢眞二
後藤梨春『都老子』論・・・吉田宰
「所化」と「理外之理」・・・木場貴俊
黄表紙作者伊庭可笑についての基礎研究・・・園田豊
志筑忠雄「万国管闚」の文献学的研究・・・大島明秀
三浦梅園の思考のはじまり・・・西田耕三
【スポットライト】
吉文字屋本浮世草子と白話小説・・・丸井貴史
【研究ノート】
江戸紀行と木曾路・・・板坂耀子
山岡元隣『宝蔵』箋註(七)・・・川平敏文
【コラム】
雅俗草露・・・川平敏文 高橋昌彦 亀井森 菱岡憲司 勝又基 菊池庸介 盛田帝子 吉良史明 天野聡一 三ツ松誠
【寄稿】
表紙裏の散歩・・・今西祐一郎
【連載エッセイ】
シーラカンスの年齢・・・白石良夫
【連載】
青柳種信関連書簡集(四)・・・吉田宰 手紙を読む会


◎「雅俗」18号 2019年7月16日刊
【巻頭エッセイ】
この三冊・・・佐藤至子
【論考】

伊勢の文化的ネットワークと『春雨物語』の流通・・・青山英正
移動する快感・・・西田耕三
蘭文和訳論の誕生・・・大島明秀
「淡窓」号の諸問題・・・井上敏幸
【スポットライト】
『笈の小文』旅中書簡小考・・・河村瑛子
【研究ノート】
殿村篠斎作の戯文『阿嬌物語』・・・服部仁
伊庭可笑作『珍説雷姻禮』翻刻と注釈・・・園田豊
山岡元隣『宝蔵』箋註(八)・・・川平敏文
【連載エッセイ】
資料の提供か、成果の発信か・・・白石良夫
【寄稿】
カルチャーセンターの周辺・・・板坂耀子
【リレーエッセイ】
秋十年却って馬関指す故郷・・・渡辺憲司
【連載】
青柳種信関連書簡集(五)・・・吉田宰 手紙を読む会


◎「雅俗」19号 2020年7月15日刊
【巻頭エッセイ】
この三冊・・・池澤一郎
【論考】

正保版『二十一代集』の変遷・・・加藤弓枝
天保改革時の出版状況瞥見・・・服部仁
倫理の展開・・・西田耕三
大潮元皓の生涯・・・若木太一
【スポットライト】
『繁野話』第三篇「紀の関守が霊弓一旦白鳥に化する話」新論・・・劉菲菲
【研究ノート】
伊庭可笑作『〔金時地獄破〕』(仮題)翻刻・注釈・解題・・・園田豊
山岡元隣『宝蔵』箋註(九)・・・川平敏文
『林外日記』嘉永二年六月条・・・秋月立雄
【特別コラム】
ボストン通信 ・・・勝又基
【連載エッセイ】
非の打ち所のない先行研究はわたしを仕合せにするか・・・白石良夫
【リレーエッセイ】
先師のおもかげ・・・大谷雅夫
【連載】
青柳種信関連書簡集(六)・・・吉田宰 手紙を読む会

◎「雅俗」20号 2021年7月15日刊
【巻頭エッセイ】
この三冊・・・木越俊介
【論考】

北村季吟の花押更改・・・宮川真弥
馬琴初期読本の人物造型・・・施超智
乞丐百態・・・西田耕三
藤原惺窩筆談考・・・若木太一
【スポットライト】
実録写本『通俗漢𠸄軍談』について・・・荻原大地
【研究ノート】
小津桂窓宛円山応震書簡一通・・・菱岡憲司
『十帖源氏』の刊・印・修・・・白石良夫
山岡元隣『宝蔵』箋註(十)・・・川平敏文
【名著巡礼】
中野三敏著『戯作研究』・・・吉田宰
【連載エッセイ】
小津桂窓の「神速」読書術・・・菱岡憲司
【私の研究履歴】
何の因果か・・・藤原英城
【連載】
青柳種信関連書簡集(七)・・・吉田宰 手紙を読む会