最近のコメント

2024年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

« 旧「雅俗」1~10号(品切れ) | トップページ | 入会案内 »

2012年4月13日 (金)

雅俗の会ブログ

雅俗の会ブログ

このブログは「雅俗の会」公式ブログです。
研究会や同人誌「雅俗」のバックナンバーや雅俗研究叢書の案内をいたしております。

ごあいさつ

『雅俗』、復活!

謹啓 初霜の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、このたびは近世文学研究誌『雅俗』の復刊についてご案内申し上げます。 平成15年2月、『雅俗』は第10号をもって休刊となりました。あれから8年――。『雅俗』が、内容・装いも新たに復刊する運びとなりました。いま私たちを取り巻く状況を見渡してみれば、『国文学』や『解釈と鑑賞』、そして『江戸文学』の廃刊が相次ぎ、文学研究そのものが元気がなくなっているように見えます。このようなご時世に、同人誌の復刊は無謀と思われるかもしれません。しかし商業としては立ちゆかなくても、学界を下支えする専門誌の存在は、私たちの研究発展のためには、やはり必要だと考えます。
また学会誌・紀要などで事足りるというご意見もあるかもしれません。しかしこれらの雑誌は投稿機会や枚数・内容に制限が多く、学問分野を横断した研究の成果や、注釈・資料紹介などの堅実な研究成果の連載、学術エッセイやコラムなどの肩の凝らない読みものなど、研究の基礎体力となり、潤滑油となるような業績の発表には適していません。さらに特に若手研究者にとって、同人誌は発表機会の増加というのみならず、同業者へ自分の存在をアピールする大きなチャンスの場でもあります。 
 
新しい『雅俗』では、
・同人以外の会員も投稿権を有する、開かれた雑誌
・歴史・思想・美術史など、隣接領域も積極的に取り込む。・学術エッセイ、座談会録など、同人誌にしかできないコンテンツを充実する
のような新機軸を展開し、学会をリードしていくような雑誌にしていきたいと考えています。                                             

2011年11月14日
編集部一同 川平敏文 高橋昌彦 亀井森 菊池庸介 菱岡憲司

« 旧「雅俗」1~10号(品切れ) | トップページ | 入会案内 »

インフォメーション」カテゴリの記事